傘と文化との関係

お子さまの安全を守る傘の使い方とマナー

雨の日も安心!お子さまの傘の正しい使い方

幼稚園や小学校低学年くらいの子供は傘の使い方に十分慣れていないことがあります。
いずれは何度も使うことを繰り返すことで自然に身についてくるでしょうが、早く身に着けることができたら助かりますよね。
今回はそんな子どもたちに早く傘の使い方をマスターしてもらえるように、ポイントをまとめてみました。

雨の日 ぬりえ

子供が傘を使わない(使えない)のはなぜ?

理由1.まだ体や手が小さく傘を持つ筋力が弱い、もしくは感覚が未発達な子供は、体との割合からみて大きなサイズの傘は持ちづらいため敬遠することがあります。また、傘の開け閉めやネーム(バンド)を巻くのも難しいです。
理由2.子供は、同時に2つ以上のことをするのが難しく、興味が別の方向に向いてしまう傾向があります。そのため傘を差していてもいろいろなことに気を盗られて気が付いたら雨でビショビショということもあります。
理由3.子供は、傘をさす経験が少ないため 「雨が降る=傘をさす」が結びつかない場合があります。そのことはもっと小さいころはレインコートを着る場合が多いことからも考えられます。

雨の日の登校・登園ではどんなことに気をつける?

雨の日に登校する前に準備しておきたいこととは?

準備1.透明の(部分がある)傘で視界をよくします
準備2.背が低くて周りから視界に入りにくいので、目立つ色の傘やレインコートで事故を防ぎます
準備3.替えの靴下やタオル、ハンカチを準備して、濡れてしまった時の冷えを予防します
準備4.傘やレインコートをしまう練習をしておくと、着いてから慌てずに済みます

雨の日に登校・登園する際に気をつけておきたい3つのこと

注意1.傘を持っているときに気をつけることとして、
①振り回さない、クルクル回さない、②雨や傘で周りが見えにくいので車や自転車に注意する、③閉じたときは引きずらないようにして持って歩く
注意2.友だちと歩くときに気をつけることとして、
①友だちなど他の人に雨水がかからないようにする、②水がはねたりくつに入るので水たまりを避けて歩く、③道路の場合、広がりすぎないであるく
注意3.水たまりを避けるときに気をつけることとして、
①あせらない、②ジャンプして飛び越えないで周りを歩く。

雨の日の登校・登園ルールを子どもといっしょに考えよう

ルール1:傘を買ったら、
①名前を書く、②開いたり閉じたりして使い方を練習する
ルール2:傘の開きかた、
①ジャンプ(ワンタッチ)タイプか手開きタイプか、長傘が折りたたみ傘か、によって開け方が違うので確認する。②周りに人がいないことを確かめてから開ける。
ルール3:傘の閉じかた、
①周りに人がいないことを確認してから閉じる、②雨水を払うために傘を振らない、
ルール4:傘のさしかた、
①基本は傘の先を真上に向ける(傘の棒がまっすぐになるように持つ)、②体の近くで持つ、③雨や風が斜めから吹いているときは来る方向に傘を向ける
ルール5:水滴の落としかた、
①雨水をはじく場合は傘を少し閉じて・開いて、を2,3回ほど繰り返す、
ルール6:傘を持ち歩くとき
①傘の手元をもって傘の先を地面に向ける、②振り回さない、③歩くときに引きずらない、

子どもに教えておきたい「雨の日のリスク」

親にできる対応策
対応策1:傘を選ぶときに工夫をする

◎柄の種類:子供の手の大きさや身長に合わせて大きすぎないサイズにする
◎開閉ボタンの有無:ジャンプ(ワンタッチ)タイプの傘の場合(ボタン有)はバネの力が強すぎないかをチェックする。手開きのタイプの傘は安全ろくろなど指を挟む可能性のないタイプを選ぶ
◎傘の種類
折り畳み傘の場合:折りたたんだ状態から開くことができるか、開いた状態から閉じてたたむことができるかを試してみてから買う
対応策2:傘を使うタイミングを決める
家を出るときに雨が降っているときで、①雨風が強い時はレインコート、②そこまで強くないときは傘、を使う。登校時は降っていなかったが下校時に降っているときは学校の置き傘を使う、など約束事を決める。
また、今後増えてくるでしょうが、日差しの強い日に日傘として使用する場合も雨傘と同じように周りに気をつけて使うようにする、など。
対応策3:傘をさすときの工夫を伝える
カバンを手に持たずに肩にかける、傘を差したとき前が見えるように傘をさす、大股で歩かない。狭い道では二人で並んで歩かない
対応策4:お気に入りの傘を探す
好きな色、好きな柄、など雨の日に使うと気持ちが楽しくなるような傘を選ぶ

対応策5:傘を使わない選択肢:雨風がとても強い日はレインコートにする、
対応策6: その他
傘や洋服で「明るい色」「目立つ色」を身につけさせて雨の日のリスクを軽減する
傘のわかりやすいところに名前を書くか、アクセサリーなど目印を付けてすぐに自分の傘とわかるようにする
対応策7:上級生になったら下級生の様子を注意して、雨の日の登下校の仕方を教えてあげましょう。

まとめ、雨の日の過ごし方


小さな子供は、体格や体力の関係で傘をうまく扱えないことがあります。また、雨が降ったら傘を使うことが結びつかなかったり、傘以外のことに気をとられてしまうこともあります。
そんな子供が安心して傘を使えるようになるためには、事前に準備をすることが大切です。

・傘を選ぶとき、投稿・登園前など事前の準備
・傘の使い方、使っているときの約束
・しまい方、持ち歩くときの約束

などを子供と一緒に確認していきましょう。

(追伸)親子で楽しむ傘に関連したアクティビティを紹介

雨の日の散歩は、晴れの日にはない特別な感覚を味わうことができます。
雨の強さによって変わる雨音や、土中のバクテリアによって作り出される雨の日独特のにおい、肌がしっとり湿る感覚などは、実際に外に出ないと感じることはできません。
カタツムリやカエルなどの生き物探しをしてみても面白いでしょう。
また、いろいろな大きさの入れ物を用意して雨粒を受けると大きさによって音の変化を楽しむこともできます。
また普段は禁止されている水たまりで遊ぶことも喜ぶのではないでしょうか。
風呂場で傘を使って水遊びは、水の勢いや流れる感じを体感するとともに、傘の使い方や水の受け止め方などを会得することができます。
また傘の使い方が身についていないときは遊びを通して慣れることができるので役に立つ遊びかも知れないですね。