傘に対して丈夫さや携帯性など機能性を求める人は多いのではないでしょうか。
アウトドアで使用するツールは厳しい自然環境の中でしっかりと役割を果たすことと、野外などで持ち運びに苦労が無いよう軽さが求められます。また厳しい環境でもすぐ壊れないような強度も重要な要素でしょう。
まさに傘にとっても重要な機能といえるのではないでしょうか。
そんなアウトドアブランドが用意している傘を普段使いに、と考えている人に向けてどのようなブランドがあるか紹介したいと思います。
街で使いたくなる!アウトドアブランドの傘
mont-bell
モンベルは辰野勇が2人の山仲間、真崎文明、増尾幸子と1975年創業した日本のアウトドアメーカーです。
“Light & Fast(軽量と迅速)” “Function is Beauty(機能美)”をコンセプトに、製品の企画から、製造、販売まで総合的に展開。
創業者が日本を代表するトップクライマーだったこともあり、品質に定評があります。
また、価格が安く国内での流通量が多いのも特徴です。
mont-bellオンラインショップ https://webshop.montbell.jp/goods/category.php?category=96
Snow Peak
ものづくりの街として知られる新潟県燕三条に本社を置くSnow Peak(スノーピーク)。
地元の高い職人技術により生み出される製品が、日本の登山・キャンプシーンを牽引してきました。
洗練されたデザイン性も人気があり、アパレル事業でも存在感をみせています。
1964年に山井幸雄商店という金物問屋として創業されました。
1986年に創業者の山井幸雄の長男である山井太が入社してキャンプ製品の開発を開始し、車でキャンプをするオートキャンプという概念を世界中に広めました。
「人生に野遊びを」という理念のもと、自分たちでも使いたくなるような製品を開発する姿勢は、日本のAppleなどと呼ばれることもあるそうです。使い手の事を徹底的に考えたデザインが特徴です。
Snow Peakオンラインショップ https://ec.snowpeak.co.jp/snowpeak/ja
CHUMS
アメリカの人気アウトドアブランド
「CHUMS(チャムス)」はマイク・タゲットというリバーガイドが創設したブランドです。
彼は自然を愛するアウトドア愛好家でしたが、ひとつ悩みを抱えていました。
それは、コロラドリバーの激流で、彼のサングラスが何度も流され紛失してしまうということ。
そこで編み出したのが、紐でサングラスを頭に固定する「チャムス オリジナルリテーナー」です。
それからというもの、彼は数多くのオリジナル商品を生み出すようになりました。
「CHUMS(チャムス)」のコンセプトは「楽しさ」「高品質」「シンプル」の三つです。
CHUMSオンラインショップ https://www.chums.jp/
D-VEC
ブランドを展開するグローブライドは、釣り人にとって親しみ深いDaiwa(ダイワ)の運営会社です。
ダイワは東京都東久留米市に本社を置く、各種スポーツ用品の製造・販売を手掛けているグローブライド株式会社の釣り具用品で使用しているグローバルブランド名で、釣り具のメーカーとして国内トップクラスのシェアを持っている。
「DAIWA(ダイワ)」の由来は、かつての社名「ダイワ精工株式会社(設立時は大和精工株式会社)」だったことですが、大和精工という社名に定めたのは、同社が東京都中野区大和町に設立された事に由来しています。
D-VECオンラインショップ https://d-vec.jp/category/carbon_tech_umbrella
EVERNEW
学校体育用品を扱うメーカーとして広く知られるEVERNEW(エバニュー)は、登山・アウトドア小物でも高い技術力を発揮している。1923年創業のスポーツ&アウトドア用品の老舗です。
1924年(大正13年)台東区蔵前にて増新商店を創業しました。
前年の9月、関東大震災が東京の街を襲いました。被災した創業者の岩井新蔵は、勤務していた玩具の増田屋から、スポーツ用具への転身を決めます。
暖簾分けをしてもらい、金属運動具製造卸増新商店が誕生しました。
EVERNEWオンラインショップ https://evernew-product.net/products/detail.php?product_id=5183
SEA TO SUMMIT
オーストラリアのアウトドアブランド
オーストラリア西部の都市パースでスリーピングバッグライナー製造から歩み始めたシートゥサミットは、スリーピングマットやハンモック、カトラリー、テントなど多彩にそのラインナップを拡げてきました。
社名の通り「海から山頂まで」使える幅広いギアを揃えるだけでなく、使い勝手の良さを細部まで追求したモノ造りと、ユーザーのニーズに合わせた豊富なバリエーションを特長としています。
1983年、当時17歳だったローランド・タイソンは、古い工業用のミシンを使い、自身の寝室でアウトドアギアを作り始めました。当初は自分自身のための製作でしたが、ギアを作る情熱に目覚めてからは、オーストラリアの冒険家たちのために道具をデザイン・製作するようになっていきました。
ローランドはある時、有名な登山家から「インド洋のベンガル湾からスタートし、エベレストを登頂する」という世界初の試みのためにギアの開発を依頼されます。
そして1990年、文字通り「海面(SEA)からエベレスト(SUMMIT)」の遠征が成功した後、シートゥサミットは誕生しました。
SEA TO SUMMITオンラインショップ https://seatosummit.com/
プロモンテ
日本製テントブランドです。
株式会社HCSが2005年に発表したアウトドアブランドです。主に登山向けアイテムを取り扱っており、シンプルなデザインで高品質である点に定評があります。
定番の軽量テントのほか、シュラフやマットレスなども製造。Made in japanを追及する安心の国産ブランドです。
Six Moon Designs
Six Moon Designsはアメリカオレゴン州ポートランドにある小さなガレージからスタートしたブランドです。
独創的で質の高いウルトラライトなバックパックやシェルターを生み出しています。
Six Moon Designsオンラインショップ https://www.sixmoondesigns.com/collections/hiking-umbrellas

まとめ
軽くて丈夫なうえにコンパクトに収納できる傘、というアウトドアだけに使うにはもったいない、普段も使いたくなる傘を扱っているブランドを紹介しました。
デザインもシンプルなものが多く、使うときを選ばないものばかりです。
気になるアウトドアブランドがあれば一度手にしてみてはいかがでしょうか。
普段使っている傘とは違う感覚が感じられるかもしれません。