これまでも生地についてどうするかという検討の紆余曲折について伝えてきました。
色々と検討した結果、当初想定していた生地の光沢により高級感を出すことはやめて、別の方法をとることとしました。
デザイン(柄)を通して高級感を出す方法はないか検討したところ、昔からある定番の織物(生地)のデザインをベースにすることでクラシカルでありノーブル(高貴で上品)な雰囲気が出るのではないかということになりました。
傘生地として使われる織物はタフタ(平織)、ツイル(綾織)、サテン(朱子織)の基本3織物の他にもジャカードやドビーがあり高級傘で使われています。
傘全集ではこれらのように織り方ではない別の方法で、今回高級感を出す方法はないかを考えています。
さらにはカラーバリエーションをいくつにするか、それぞれの色の組み合わせはどうするか、などなどまだ決めることがたくさんありますが一つ一つ決めていきます。
その後の話し合いの結果、カラーバリエーションは5つ、表側と裏側で違うデザインとなりました。以下はサンプルの生地の画像です。
乞うご期待!