傘を解析する

実は万能ツール?「傘」が隠し持つ意外な使い道10選

傘の意外な使い方とは?

防犯、日よけ、DIYなど、傘を意外な用途で活用する方法をまとめた記事です。

雨の日に欠かせない「傘」。
しかし、この身近なアイテムには、雨除け以外にも実用的でユニークな使い道が隠されているのをご存じですか?
今回は、防犯からDIYまで、傘が持つ「意外な可能性」を10個ご紹介します。

1. 防犯アイテムとして使う


傘は身を守る道具としても活用できます。

防犯の盾

不審者に遭遇した場合、傘を前に突き出せば距離を保てます。特に長傘は心理的な抑止力にも。
実際、JR西日本では暴漢対策に防刃傘を車両に搭載しています。この傘で刃物を振り回す犯人と対峙している間に、お客様を別の車両に避難させたり、避難できる時間を捻出することができます。

警報として利用

金属製の傘骨や手元を壁や地面に叩きつけて大きな音を出せば、周囲に助けを求めるサインになります。大きなアクションもすることで周りの注目を引き付けることができます。

2. 荷物フックの代わりに


折りたたみ傘のフック部分を活用すれば、テーブルや椅子に簡易フックを作ることができます。
電車やカフェで鞄を吊るすのに便利です。

また、うまく設置できればハンガー代わりに洋服をかけることも可能です(かも?)。

3. アウトドアでの日よけ・風よけ


傘は日傘として使うだけでなく、アウトドアシーンでも活躍します。

簡易テント

大き目の傘やガーデンパラソルを地面に突き刺したり、木の枝に固定させれば日よけや風よけに。

焚き火の風よけ

火を安定させるための障壁としても活用可能。あまり火のそばに近づけすぎると生地が燃えてしまうかも。

4. 避難時の即席道具


災害時やアウトドアでは、傘が意外な「即席道具」として役立ちます。

水を集める器具

傘を逆さにして水を溜める。深張りの傘の方が水を溜めるのに向いてます。浅張りの傘は少量しか水を汲むことができません。

杖の代わり

長傘の場合、足場の悪い場所でちょっと体を支える簡易杖として使用することができます。ただし本当の杖ではないので、そこまで体重をかけることは難しいです。

5. 植物の支柱にする


壊れた傘の骨組みを植物の支柱やガーデニング用の補強材として再利用できます。
キュウリやトマトのつるを巻きつける支柱に最適。
傘の骨を拡げれば、植物の「覆い」としても活用可能。

また、雨に日に店頭に置いてあるビニールの傘袋を活用して、長ネギやゴボウ、ニンジンなど細長い野菜を栽培することができます。

6. DIY素材として活用


壊れた傘も捨てずにリサイクル!

布でバッグ作り

傘布は防水性が高いため、トートバッグやポーチ、エコバッグの素材として使えます。

傘骨でアート作品

独特な形状を活かしてモビールや装飾品を作ることも。

7. スポーツや遊び道具に変身


傘を使ったレクリエーションの道具としても楽しめます。

ゴルフのスイング練習

長傘をゴルフクラブ代わりに素振りの練習。駅のホームなど周りに人がいるところではやらないようにしましょう。

フリスビーキャッチ

折りたたみ傘を開いて、飛んでくるフリスビーをキャッチするゲーム。また、バケツなどの上にひろげた傘を置いて、そこにうまく入れるゲームもあります。

8. ファッションアイテムとして再利用

傘の柄や布をリメイクしてオリジナルのアクセサリーや装飾に

傘布でオシャレな帽子やポーチを作成。生地のデザインによってはテーブルに置くコースターに変身させることも。

ハンドル(手元)部分を使った個性的なバッグの取っ手デザイン

グッチのバンブーではありませんが寒竹や自然木、透明なアクリル素材など種類は豊富です。

9. 防寒・防風アイテムとして活用


雨が降っていなくても、傘を持っていると意外に便利です。

寒風対策

風の強い日に、傘で風を遮るだけで体感温度が上がります。

雪よけ

雪の日にも傘は効果的。雪が衣服に積もるのを防げます。特に湿った雪が降る地方は傘があった方が効果的です。
サラサラ雪が降る地域は傘がなくても衣服に雪が積もりませんので。

10. インテリアとして再利用


傘はそのデザインを活かしてインテリアとしても役立ちます。

天井装飾

傘を逆さに吊るし、ライトを取り付ければユニークな照明に。
また、直径20cmほどのミニチュア傘にリメイクして置くのもいいですね。たくさん飾ると部屋がアンブレラスカイのようになるかも。

傘スタンド

古い傘をそのままインテリアの傘立てとしてアレンジ。写真撮影でフラッシュを散らすために使うアンブレラのよう。

まとめ


一見すると単なる「雨除け道具」としか思えない傘ですが、その用途はアイデア次第で無限に広がります。
壊れた傘や使わなくなった傘も、新たな活用法を見つけることで、日常生活をより便利で楽しいものに変えることができるかもしれません。
次に傘を手に取るときは、その意外な可能性に思いを巡らせてみてはいかがでしょうか?