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傘を持って行きたい秋の伊勢旅行【傘のプロ妄想シリーズ4】

傘全集のスタッフによる傘と旅の妄想エッセイ。今回は、秋の伊勢旅行について旅行プラン調となってます。

伊勢市の気候

太平洋側気候(東海側)で基本的には温暖だが、時折豪雨に見舞われる。9月の最高気温は25度くらい、最低気温は21度くらい。
伊勢市における 9月の天気は、空を覆う雲が徐々に減少し、本曇りまたはほぼ曇りの空模様の可能性は、50%くらい。9月中の降水日の可能性は40%くらい。

持参する傘はスライドショートと呼ばれる長傘。親骨の伸縮は無いが、中骨だけがスライドして長さが変わるタイプ。
このタイプは日傘が多いが、雨の可能性を考えて晴雨兼用傘を持っていく。便利さは携帯性というよりも使いやすさ。
春から秋にかけての旅限定となるが、日差しが強い地域を旅行するのであればこのタイプは非常に便利

行先1:二見興玉神社


行先1:二見興玉神社(昔は伊勢神宮の参拝前に身を清める習いがあった。縁結び、夫婦円満、交通安全のご利益がある。高さ9mの男岩と高さ4mの女岩からなる夫婦岩で写真を撮る)

二見興玉神社HP  https://futamiokitamajinja.or.jp/


JR快速みえ 二見浦駅から徒歩15分

行先2:伊勢神宮

行先2:伊勢神宮(外宮、内宮、おかげ横丁、おはらい町、食事も)

お伊勢まいり、伊勢神宮について 年間800万人が参拝する全国8万の神社の本宗、内宮は約2000年、外宮は約1500年の歴史あり。正式な呼び名は「神宮」で全部で125社ある。10月の神嘗祭は最も重要な祭り。社殿を建て替える式年遷宮は20年に一度行われ、次回は2033年。

参拝時の注意。
外宮は左側、内宮は右側を歩く、鳥居やお社の前では一礼する。
二拝二拍手一拝、お賽銭、姿勢を正し、感謝の気持ちをささげる。
手水舎の利用手順 右手の柄杓で水をすくい左手、持ち替えて右手、持ち替えて左手で水を受けて口を漱ぎ、左手を洗い、柄杓を縦にして柄を洗い、裏返して元に戻す、これは最初に汲んだ1杯で全部行う。

伊勢神宮HP https://www.isejingu.or.jp/


JR快速みえで伊勢市駅へ(5分)

伊勢市駅から徒歩5分で 伊勢神宮 外宮へ到着
表参道火除橋を通り、手水舎で心身を清める。正宮を参拝、亀石、多賀宮、土宮、風宮、神楽殿、の順で参拝する。神楽殿で御朱印を忘れずに。

バスで17分 内宮へ
宇治橋大鳥居を通り、五十鈴川の景色を鑑賞。五十鈴川の御手洗場で身を清める。正宮、御稲御倉、外幣殿、荒祭宮、風日祈宮、御厩、子安神社の順で参拝。神楽殿で御朱印を忘れずに)

おかげ横丁(おはらい町の中ほどに1993年に作られた街並み。江戸から明治の風情を再現。名物の伊勢うどんや赤福などおいしそうなものがあれば食す)

おはらい町(切妻、妻入り様式の木造建築が連なる参道。おいしそうな食べ物やお土産をチェック)

【豆知識】おかげ犬 主人に代わって伊勢参りをした犬。

嘉永2年(1849年)に出版された丸清版(丸屋清治郎版、隷書版ともいわれる)の歌川広重によって描かれた「東海道五十三次」のうち「四日市 日永村追分参宮道」に書かれている。お土産屋に置物やぬいぐるみ、お菓子などいろいろなタイプのおかげ犬がいる。

行先3:鳥羽水族館

行先3:鳥羽水族館

飼育種類数約1200種、3万点という巨大水族館。略称は「とばすい」。日本で唯一のジュゴンやスナメリ、ラッコ、アシカ、ペンギン、オウムガイ、カビバラ、ダイオウグソクムシ、その他たくさん。お土産のぬいぐるみとHPの画像が可愛い。

鳥羽水族館HP  https://aquarium.co.jp/

バスで伊勢市駅へ行き、近鉄で鳥羽駅 徒歩10分

時間に余裕があれば
ミキモト真珠島に行って海女さんを見る、伊勢エビ、松坂牛、カキは冬だが食べることができたら食べる。

まとめ

傘のプロによる「傘を持って行きたい秋の伊勢旅行」はいかがでしたでしょうか。
日本人の心のふるさとといわれ、古くからお伊勢参りとして多くの人々が参拝に訪れた伊勢神宮。一度は訪れてみたいですね。また鳥羽水族館はたくさんの種類の生き物がいるので見きれないくらいです。

伊勢市は基本的には穏やかな気候のため、晴れが多いですが梅雨や台風の時期などで雨に注意するのは太平洋側気候全般と同様です。


今回は、基本は日傘で使うことになりますが雨が降る場合に備えて晴雨兼用傘とし、木が茂り日の差さない境内や交通機関乗車中、水族館で傘を閉じていても邪魔になりにくいスライドショートという中棒部分が少し短くなる傘をチョイスしました。
お気に入りの1本をもってお出かけください。