街中で傘をさすとき、そこには個人の空間が生まれます。
もちろん雨の日の傘と晴れた日の日傘では若干違いはあるのですが、基本的に傘をさすと周りの人の目線がかなり制限されます。
そのため、周囲に対して気が付かなくなることも多いので、そのまま誰かにぶつかったりという事も一定以上の確率で発生してしまいます。特に雨の日は音も聞き取りにくくなりますから厄介です。ただ、雨の日は相手も傘を使用している可能性が高くぶつかってもけがをさせにくい事が多いです。
日傘は現状ではまだ装着率が高いとは言えないため、こちらが日傘をさしていても相手が使っていないことは多く、そのまま誰かに傘ごとぶつかるのは危険すぎます。日傘をさすときは周囲に十分に気を付けることをお勧めします。
とくにパーソナルスペースの関係上、真後ろには気が付かない人が多いと思われますので、お気を付けください。
さて、日傘をさすときにもう一つ気を付けていただけたらと思うのが太陽光の反射です。正直なところ黒い傘はほぼ光を反射しませんし、白い傘でもよほどメタリックなものでない場合はそこまで気にするものではありません。ただ、銀色の傘を買ってしまった方は、周囲に対し気を使った方が良いかなと思います。
日傘を使用する日というのは当然暑い日なので、イライラと機嫌が悪い方も多い訳です。そんな時に街中でギラリと日光の反射光を誰かに当ててしまったら、トラブルの原因になりかねません。雨の日とは違い、日傘は全員がさしているわけではなく、日傘自体が邪魔だと思っている人もおりますので、お気を付けいただければと思います。
たしかに銀色の日傘は熱の反射度が高く涼しいのですが、周りからは迷惑かもとご一考いただければ。
反射光もある意味パーソナルスペースへの侵入行為になりますし、それがどこに跳ね返るか気を遣うのは大変ですから、可能であれば夏の暑い日に銀メタリックな日傘の使用は控えることをお勧めします。いや、本当に涼しいアイテムではあるのですけど。