傘雑話集

傘のサイズの話

傘のサイズの話

傘のサイズは基本的に日傘と雨傘で異なっています。一般的に日傘の最小サイズは親骨の長さが45cmで最大でも60cmと言ったところです。これに対し、雨傘の最小サイズは親骨の長さが50cmで最大は80cmオーバーも存在します。

日傘と雨傘のサイズが違う理由はシンプルで、雨は横から吹き込んできますが、太陽光は横から直接差し込んでは来ないからです。また、雨傘は雨の日に使用するために周りの人も雨傘を使用しているため邪魔になりにくいですが、日傘は自分だけが刺しているという状況も多いため、邪魔になりにくいようサイズが小さいとも言われています。もちろん、日傘をさす人の多くが婦人なのに対し、雨傘をさす人は偏らないからであるという事も要因ではあります。

さて、日傘と雨傘での違いは分かりましたが、同じ雨傘でもこれだけサイズが違うのはと申しますと、これは基本的に用途の違いが大きいです。だいたい携帯用のミニ傘が親骨50cmから60cmで、一般的な長傘は親骨の長さが60cmから80cmまでとなります。そして、ミニカテゴリと長カテゴリの中でサイズが違う理由はもつ人の身長が原因です。

単純に高身長であれば、ある程度の面積が濡れないようにするためには親骨の長さが70cm以上は欲しくなりますが、一般的な日本人であれば親骨の長さが60cmのサイズで良いと思います。さてそこで、直感的には大は小を兼ねそうなのに、なぜ身長が低い人が大きい傘をあまり使わないのかという疑問が残ります。

もちろん答えの一つには、サイズが小さい方が突風にあおられにくいというのもあるのですが、日本人として一番多い考え方は、他者の邪魔にならないために余分に大きいサイズの傘はもたないという事なのだと思います。とくに傘は街中で行き交うときに使用するケースが多いため、この点は皆が考慮していると思います。

以上のことを踏まえますと、子供の傘のサイズは色々あることにも納得がいきます。とくに子供たちの体力では風に抵抗しきることは難しいため、雨を防ぎうる範囲以内での最小のサイズが求められます。同時に子供ならではの振り回し等の迷惑行為も考慮しますと出来るだけ小さいものを子供に持たせたいと考える親が多いでしょう。体格ごとに親骨の長さが40cm、45cm、50cmと細かく分かれているので、お子さんの身長に合わせて使っていただけたらと思います。