傘のおすすめ

雨の日も晴れの日もカバー:傘を購入するお店の違い(リアル編)

皆さんは傘を買うとき、どこに行って買いますか?
デパートの傘売り場や傘専門店で買う方もいれば、ホームセンターやスーパーで買う方もいるかと思います。
服もそうですが、傘も販売しているお店によって扱っている商品に特徴があります。
実物の傘を見て買おうという場合に「どこに」買いに行けばいいか、その特徴についてご案内します。

デパート(百貨店)の傘売り場

価格帯は数千円から3万円程度、高級傘が主力商品として構成されています。時期によってセールを行うことがあります。売り場は紳士物と婦人物で分かれていることが多いです。
通常、担当する店員が売り場についているので、気になることは質問をすることができます。
婦人売り場は、日傘と雨傘、晴雨兼用傘など目的別に商品数が多いため、いろいろと比較検討することができます。
紳士売り場は、雨傘中心の商品構成ですが、近年は日傘や晴雨兼用傘の割合も増えてきています。

量販店の傘売り場

価格帯は数百円から2千円程度、ビニール傘など低価格品が中心の商品構成です。
価格帯的に定番の色や形が中心のためコスパよく定番タイプを買うのでなければ、比較・検討する範囲は限られてしまいます。
基本的にセールはないでしょう。また売り場に傘担当の常駐スタッフはいないことが多いです。

量販店の種類としては以下があります。
スーパーマーケット(イオン、イトーヨーカドーなど)
コンビニエンスストア(セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンなど)
家庭電気製品専門店(ヤマダ電機、ビックカメラなど)
ドラッグストア(ウエルシア、マツモトキヨシ、スギ薬局など)
ホームセンター(DCM、カインズなど)

専門店の傘売り場

価格帯は幅広く、店舗のカテゴリーによって商品構成は異なります。
セールも店舗のカテゴリーによって実施の有無は変わってきますが、定番商品のみの取扱いの場合はセール対象外となることがあります。

セレクトショップ(ビームス、ユナイテッドアローズなどのチェーン店や小規模のショップ)は、店舗のターゲットに合わせて数千円前後の手ごろなグレードと数万円の高級傘の2パターンがあります。

生活雑貨(ロフト、東急ハンズなど)は、5千円程度までの価格帯で機能面を重視した商品で構成されています。

衣料専門店(紳士服、婦人服、子供服など)は、価格帯は5千円程度まで、服が中心のため傘の種類はあまり置かれていない場合が多いです。

製造小売(ユニクロ、無印良品、ニトリなど)2,3千円以下のベーシックなタイプの傘を展開しています。

傘専門店は、高級傘から手ごろな傘まで幅広い商品を展開しています。
専門店のため店員の傘に対する知識はとても豊富です。
また、傘メーカーの小売り部門の場合は殆どが自社製品を扱っています。「その会社の商品が欲しい」と決まっている場合は、たくさんの中から選ぶことができるので最適です。

「アンブレラ・マスター」を知ってますか?

日本洋傘振興協議会が洋傘売り場の“スペシャリスト”(専門的知識を有する方々)を、アンブレラ・マスターとして認定する資格制度です。

百貨店や洋傘専門店の販売員の方を中心に全国で1400名ほどおりますので、以下の店頭のプレートや認定バッジを目印にいろいろ聞いてみてはいかがでしょうか。

日本洋傘振興協議会HPより https://jupa.gr.jp/certification/renewal_privilege

まとめ

リアル店舗における傘売り場について紹介しました。
どこのお店に行くかは、「どのような目的で傘を買うか」によって使い分けるのかもしれないですね。
大切な方へのプレゼントや自分用でもしっかりしたもの、こだわりの一品を求めるなら百貨店や傘専門店やセレクトショップ、児童や学生など気を使わない取り回しの傘を求めるなら量販店の定番物、のような感じでしょうか。

今すぐ必要でなくてもお店へ行く機会がありましたら、傘売り場もついでに一回りしてどのような傘が売られているのか見てはいかがでしょうか。
いざ傘が必要になったときに最適な売り場へスムーズに行けると思います。

以下の記事では、お店で傘を買うときに迷わないよう、選ぶときのポイントを紹介しています。
「プレゼントにも最適!快適な傘の選び方」
https://kasazenshu.acase.co.jp/umbrella/howtochoose/