冬場に外出した際、そこそこの量の雨が降っている状況になった場合に、傘をさしていて不快な事ワースト3はなんだと思いますか?
第3位は傘生地がはげしく濡れてしまい、途中、交通機関に乗るときにも生地が湿ったままとなってしまう事です。というのも冬場に傘を持っている場合に雨が降られてよくあるのは、たまたま鞄に入れっぱなしだった傘を使うことが多いからです。
梅雨の時期は家から長傘を持って出ることが多いと思われますが、カバンの中に入れっぱなしの傘は傘生地が汚れやすく、その分水をはじきにくくなっています。そのため電車の中などで冷たい思いをしなくてはならないケースが多発します。
第2位は足元に吹き付ける雨で足が冷える事です。
これは冬場に持っている傘が小さいことが多いから起きる事です。どうしても雨の少ない冬場には長傘を持って外出することがあまりなく、予報30%ぐらいだと折傘やミニ傘を持って出かけたくなるものです。そして、実際に降られてしまうと足元が激しく濡れることになり、しかも冬場なのでとても冷たいのです。これは結構不快ですね。
第1位は中棒を伝わってくる雨水です。
これは他の2つとは違いまず起こらない事なのですが、冬場にこれが起きてしまうと最悪です。素手であればあまりの冷たさに凍えますし、毛糸の手袋はびしょびしょに、皮の手袋であれば染みてしまい2度と使えなくなっててしまうかも知れません。
状況としては天井の部分の防水が甘いときに起きる現象なのですが、この事態を避けるために取り付けられているパーツが陣笠というパーツです。主に長傘に付いている陣笠は、万が一傘生地が水浸しになってもその水を中棒の方ではなく生地の方に逃がす役割を持っています。