傘論評

比較レビュー 持ち運びやすい傘部門 「2025年話題の折りたたみ傘」からTOP3をチョイス

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今回は「持ち運びやすい傘部門」

さて今回9アイテムのレビューをしたのですが、せっかくなので比較もやってみたいと思います。
レビューでは書ききれていない内容も含めてお勧めの折りたたみ傘を書いていきます。

比較したのは以下の9本です。

ワークマン 耐久撥水軽量サバイバルアンブレラ
無印良品 晴雨兼用折りたたみ傘
コールマン×ローソン 晴雨兼用自動開閉折りたたみ傘
Mabu ストレングスミニR
Waterfront 折たたみ傘NEW極軽カーボン
WPC.go-koh超軽量遮光日傘55ブラック
ユニクロ UVカットコンパクトアンブレラ
セブンイレブン 軽ブレラ55cmリッチブラック
ダイソー 晴雨兼用・遮光折りたたみ傘

「晴雨兼用傘」「持ち運びやすい傘」「使い勝手の良い傘」「コストパフォーマンスの良い傘」の4つの部門に分けてそれぞれを比較した中から、上位3本のおすすめ折りたたみ傘をそれぞれ選ぶ形式です。

今回は持ち運びやすい傘です。持ち運びやすい傘で重要視するのは、たたんだ時の傘のサイズ、傘の重さ、その他持ち運びを加速するための付属要素です。

今回の9アイテムに関しては折りたたみ傘全般としての性能評価しかしておらず、携帯性特化だと見方が若干変わりますので、そのあたりに留意しながら比較していきたいと思います。

第1位 WPC.go-koh超軽量遮光日傘55ブラック


持ち運びやすい傘として第1位はWPC.go-koh超軽量遮光日傘55ブラックです。
軽さ特化型で高性能なカーボン骨を使用しているためにとても細くなる傘になっています。

5本骨55サイズであり、たたんだ時にとにかく小さくて細いのが特徴の傘です。基本的にはどこにでも入るサイズの傘ですね。
重さも103g(実測)と非常に軽く、持った時に重さを気にするレベルではありません(しかも遮光生地は加工によって重さが増しやすいのでばらつきが大きいです)。
さらに付属の傘袋が傘を細いままに保つように細身に設計されているのが特徴となっています。加えて遮光生地というハンデまで背負っていますから驚きの小ささですよね。

これらの要素を含めまして、この傘を持ち運びやすい傘の第1位とさせていただきます。

※WPC.go-koh超軽量遮光日傘55ブラックのレビュー記事はこちら

第2位 ワークマン耐久撥水軽量サバイバルアンブレラ


第2位はワークマン耐久撥水軽量サバイバルアンブレラです。
リップストップの入ったとても薄い生地が張られている折りたたみ傘で、蛇足ですが、ちょっと触り心地も良かったりします。

こちらはなぜか公式では明記されていないカーボン骨を8本使用、親骨サイズ55cmなのに全長23cmでしかも細いというのが特徴です。
遮光タイプではなく雨傘に特化したことでこれだけ小さく軽い傘となっております。
重さに関しては124g(実測)とワークマンの下げ札表示127gよりも軽いというのが面白いです。おそらくワークマンのスタッフさんは多分傘袋も一緒に量ったのでしょうね。
袋も含めリップストップタイプの傘生地がとても薄いため、3cm程度の隙間があればどこにでも入ってしまう折りたたみ傘となっています。

全長は若干大きいものの、どこでも潜り込む猫のようなしなやかさのある傘で、明らかに持ち運びやすいのでおすすめですという事で、この傘を第2位としました。

※ワークマン 耐久撥水軽量サバイバルアンブレラのレビュー記事はこちら

第3位 Waterfront 折たたみ傘NEW極軽カーボン


第3位はWaterfront 折たたみ傘NEW極軽カーボンです。
特徴としてはまず低価格であり、カバンに放り込んで置くタイプの傘となっています。

6本骨50cmサイズであり、たたんだ時にこちらとにかく小さいのですが、低価格素材の関係上どうしても細さは出ていないのが玉に傷です。
しかし全長は驚異の20.5cmと最小です。
また重さは104g(実測)と第1位とほぼ変わらない軽さでした。

ただ、とくにそれ以上の要素は無かった事も在るのですが、上位の2本に比べて若干強度的な不安もあることから(サイズを小さくしようとすると強度が下がりやすいのは仕方のない事ではあるが)、おすすめする折りたたみ傘としては惜しくも第3位とさせていただきました。

※Waterfront 折たたみ傘NEW極軽カーボンのレビュー記事はこちら


分かりやすいように1位から3位までを並べてみました。どれも甲乙つけがたいほど細かったり短かったりしていますよね。

なお次点はセブンイレブン 軽ブレラ55cmリッチブラックでしたが、基本的にはWPC.go-koh超軽量遮光日傘55ブラックの骨をカーボンからグラスにして、傘を扱いやすくするために手元を大きく作った折りたたみ傘という立ち位置になっています。

そしてその分だけ、持ち運びやすさが損なわれた結果、惜しくも選外ということになりました。
僅差ではありますが、持ち運びやすい傘というジャンルはそれだけ競争が激しいのだという事の裏返しなのだと思われます。
傘袋の内側がタオルで持ち運びに便利な独自性もありますので、この折りたたみ傘が3位でもおかしくはなかったですね。

※セブンイレブン 軽ブレラ55cmリッチブラックのレビュー記事はこちら