傘雑話集

就活と使い捨てのビニール傘

就活と使い捨てのビニール傘

就職活動は、個人が誰かと商売を始めるための営業活動になぞらえることが出来ます。
商品は自分なわけですが、相手に自分をどのように正しく知ってもらえるかがポイントです。相手に高く買ってもらうことがポイントなのではありません。商売である以上、正しく理解してもらうことが一番重要です。そうでなくては、長く続けていけるはずがないのです。

さて、以上のような道徳的な話と、あなたを最大限の高い位置まで引き上げて、有利に就職活動を進めていくという話は、二律背反な事象ではありません。低い位置にいる人をごまかしで高く見せるのは続かないと言っているだけですから。

傘全集の記事「就職活動(就活)に必要なもの、こと、傘?」
https://kasazenshu.acase.co.jp/umbrella/jobhunting/

もっている道具はその人を映す鏡です。同時に道具はもつだけでもその人のステータスに直結します。良い道具は使いこなせなくても「そうび」するだけで「ステータス」は上がるのです。反対に「そうび」するだけで「ステータス」が下がる道具もあります。本文にも書かれていますが、使い捨てのビニール傘がそれです。

もちろん、準備不足に思われることもそうなのですが、一番重要なのはそこではありません。何が良くないのかというと、あなたの「自己アピール説明」と「使い捨てのビニール傘を使う人間」というものが明らかに反対方向を向いているからです。

恐らくあなたは企業面接において、「自分は物事に粘り強く取り組む人間です」とアピールするはずです。昨今のSDGsにおいても持続がキーワードであり、就職活動において「気が変わったらすぐ辞めるタイプです、自分は」などという刹那的な自己アピールを良いものととらえてくれる企業は限られます。

使い捨てのビニール傘に付いている属性は、合理的、刹那的、経済性最優先などです。もちろん社会に出てからはこれらのことが必要になってくることはあるでしょう。しかし、就職活動中には明らかにマイナスの意味しか持ちません。同時に、先ほどの「粘り強く取り組む人間」という言葉を打ち消してしまいます。

高価である必要はありません。「良い意味を持つ道具」を持つように心がけましょう。