自然木の傘手元が付いた傘を持っている方はなかなか多くはありません。というのも、傘の手元に一般的に使用されているのはほとんどがプラスチックであり、木製のものは稀です。木製のものも恐らく9割は合板であり、自然木の手元が付いている傘はおそらく全体の1%ぐらいでしょう。
さらにその中の多くは木の曲げ材から削り出した合板に似た手元です。もしくは黄色っぽい竹の手元でしょう。木の皮などの風合いの残った手元はさらに数パーセント、つまり一万本に数本しかないと思われます。
そうなりますと、傘立てにそのような傘をさした場合、明らかに目立ちます。そうなりますと傘立てに何本傘が刺さっていても、自分の傘を見逃す可能性はかなり低いです。当然あまりにも目立つので意図的に持っていかれる可能性は高まるかも知れませんが、間違って持っていかれる可能性は低くなります。
とりあえず、意図的に持っていく人がいないとして考えると、やはり傘の手元が目立つのは良い事です。そして、それが分かっている傘業者は自分たちの作る傘の手元を独創的な形にすることも多く、I字だったり、S字だったり、O字だったりといろいろなプラスチックの手元が散見されます。ただこれらは、手に馴染まないというか、ちょっと使いにくさがあります。
結局、J字型が一番しっくりきますし事実売れるので、どうしてもプラスチックでJ字型の手元が付いている傘が多いのですが、他のものに紛れてしまいやすいです。その点自然木のJ字手元は目立つし手に馴染むので見かけたら気にしてみてください。
自然木の手元が付いた傘は制作している会社もこだわりぬいて手元を選んでいることが多く、骨も生地も高額なことが多いので本当に高級な傘に取り付けられていることが多いですから、ちょっと敷居が高いと思う人はいるかもしれません。ですが、一度持ってみると、その特別感からなくさないようになる人も多いので、思い切って手に入れてみてはいかがかなと思います。
末永く使い続けたくなるような、そこはかとない品が自然木の手元にはあるので、多少高価であってもお勧めできます。