傘というものはとにかく失くしやすいイメージがあるものですよね。
脳の構造的にも傘の存在価値的にも、傘は忘れ去られるのが当然の存在です。
そもそも傘は人間が外的要因から身を守るための道具であり、その要因が去れば、必要がなくなる道具です。人間は必要のないものをいちいち覚えておけるほどメモリーが多くはないので、雨が止んだら電車に忘れる、店舗に忘れるなどは当然なわけです。
で、忘れるのが当然なので、使い捨てのビニールで良いという人も結構いらっしゃるのですが、これはやめた方が良いと思います。使い捨てビニール傘は、環境負荷が最悪レベルですから。
ではどうすれば良いのかという事なのですが、現実的な解決方法は「置かない」事しかないと思います。
お店に入っても傘立てに置かない、電車に乗ってもひじ掛けに置かない。
とにかく身に着けておくことが一番重要です。つまりは折りたたみ傘を愛用するのがポイントです。
だとしても日傘なら良いけど濡れた折たたみ傘は持ち歩きたくないという人はいらっしゃいますよね。
その場合はハンカチかタオルなどの布で軽く拭くのがおすすめです。そして、その布と一緒にコンビニ袋などに入れてカバンに放り込みましょう。
これでお気に入りの傘を紛失しない人が増え、使い捨てビニール傘を使わない人が増えると、良い社会環境が生まれてくると思いますので、お試しいただけたらと思います。