傘雑話集

【傘をつくろう】第12回 どこで製造するかについて

どこで製造するかについて

オリジナル傘を作成するにあたり、どこで製造するかについて検討しています。
現在の傘製造は中国が世界のほとんどを占めています。一部、ベトナムやカンボジアで製造されている傘もありますがまだまだ割合としては少ないです。
今から30年ほど前から安い人件費をベースとした「世界の工場」として世界中の製造業の工場が中国に集まってきていました。
そのころから時間が経過し、製造物の品質も良くなってきましたが、それとともに人件費も上がってきています。
傘に関しても品質的には国内製造と海外製造の間に大きな違いはありませんが、国内で製造するほうが少ないロットを丁寧に作ることができる点により良い傘になる可能性が高いです(その分割高になります)。
また、消費者の中には、海外製より国内製の方が品質が高いと強く認識している(合っている場合も多いですが)方が一定数いるため、その点では国内製造をする方が受けがいいかもしれません。
販売を想定している金額に原材料費や製造費、輸送費、梱包量、配送料などが納まるよう、どこで製造するかについて引き続き検討していきます。
(以前もお伝えしましたが、このシリーズはAIで画像を生成しています。そのため今回も実際の傘製造現場とは全く違う画像となっています)