傘雑話集

地球温暖化とCO2削減

地球温暖化とCO2削減

傘は基本的にエコな製品です。
そもそも使用時にCO2を発生させない道具ですし、歩く時に使用する道具ですから、自動車の使用を減らしているとも言えます。

電気自動車のバッテリーを作るときに大量のCO2を発生させるから結局エコじゃない等の話があったりしますが、傘はローテクなことも有り、生産時点ではエコだと思われます。

問題は廃棄時で、廃棄を前提としたリサイクルという事を各企業が考えずに傘を生産しているケースが大部分であるため、廃棄による環境負荷は非常に高いです。とくに使い捨て傘は最悪を極めます。しかし、傘は埋め立て処理されることも有り、CO2的には削減出来ているとも言えたりします。

とは言えプラスチックをどんどんゴミにするという点では、褒められませんので出来るだけ傘を長持ちさせて使っていただけたらと思います。

基本的に傘業界としましては地球温暖化が進まない方向で環境に配慮をする方向なのですが、実際に気温が上がれば上がるほど日傘は売れるものであるという事実もまたあります。二律背反的ですね。

ただし、雨傘に関してはこの地球温暖化に伴い、しとしと降る雨が減り、線状降水帯のような集中的なゲリラ豪雨的な雨が増えていて、活躍の機会は若干減っているようです。
現在、売れるのは日傘で雨傘が売れにくくなっているというのは、この気候変動要素も若干後押しをしているのかもしれません(最大要因は使い捨てのビニール傘ですが)。

天候に関する嫌な要素から身を守るのが傘の大きな役目であるとはいえ、やはり日本の気候はゆったりとして四季折々がある方が良いと思います。傘が必須で夏と冬しかないような極端な気候は傘に携わるものとしても勘弁していただきたいですね。