傘雑話集

【傘をつくろう】第9回 傘の仕様について 露先・陣笠をどうするか?

傘の仕様について 露先・陣笠をどうするか?

傘全集ではじめたオリジナル傘の作成について、今回は露先と陣笠をどうするかについて検討しました。
ちなみに露先と陣笠はどの部分をさしているかご存じでしょうか?
露先は傘の親骨の先端にある骨と生地をつないでいるパーツで、雨が降っているときに傘をさすとしずくがポタポタと落ちる部分です。
陣笠は傘の中心にある中棒と生地を留めているパーツの一つです。露先と陣笠について詳しくは以下の記事に書かれています。


これらのパーツについて、数年前には日本国内で製造してくれる会社が無くなってしまったと聞いています。そのためバリエーションなども限られているそうです。
小さなパーツですが、アクセントとして目立たせることもできますし、逆に他のパーツを目立たせるために全体の中に溶け込むようにすることもできます。
今回は生地や手元をメインに感じてもらえるよう、露先と陣笠については落ち着いた感じがいいかなと現時点では考えています。

下のAI生成の画像ですが、どうしても露先と陣笠について当方の意向を理解してもらえず、「傘の金属のパーツ」に反応してできた画像です。