傘は強い風に対してきわめてもろい道具です。まず面積が広いため、風の影響を受けやすく、骨が可動式のため接合部分に弱みがあります。しかも携帯性を重視されるため強度も増しにくいです。
基本的に強い風の時は傘をささないことをお勧めします。
雨の日であっても。
日本列島は細長いですから、毎年、いくつもの台風が通過していきます。
このような台風の日に風に逆らって傘を持つ映像がよく見かけられるわけですが、明確に強い風がある日には傘を持たずにレインコートで外出した方が良いのは間違いありません。
強風の中で傘をさす行為は、傘を壊すだけではなく、周囲の人に対しても危険な行為です。
コンビニで使い捨ての傘を買わないで、レインコートをお勧めします。
そもそも耐風という言葉がポイントで、この言葉は風でも大丈夫という意味と言うよりは、風の中でもなんとかやり過ごそうという意図が見えます。実際、耐風機能の傘のほとんどが、傘の剛性を高めるものではなく、傘の柔性を高めたものです。
要するに対抗は出来ないので、受け流すという事です。
しかし、風を受け流す仕組みという事は、同時に風に乗った雨も受け流してしまうわけですから、雨をよけるための傘の仕組みとしては心もとない事この上ありません。
ですから台風の日には、耐風傘、何メートルの風に耐えられるなどというくだらない表現に惑わされることなく、レインコートの着用をお勧めしているわけなのです。
ただし、耐風機能が完全に無駄だと言っているのではありません。
突風対策としては耐風機能は優秀ですので、ぜひ誤解の無いようよろしくお願いします。