シニアの方に向けた傘を創るにあたり、どのような傘を必要としているかを検討してみました。
必要性については、やはり当事者の声が大切であると思いましたので、周りにいるシニアの方にいろいろ聞いてみました。
また、当事者の方が感じていないけれど、こうなっていれば役に立つだろうという点も一緒に考えてみました。
その結果、使い方として傘として使うだけではなく、時には杖のように使うことも想定して折りたたみ傘ではなく長傘がいいだろうと考えました。
ただし、傘は杖の代わりにはならないことは当然のことです。歩行補助具としてＳＧ基準の棒状杖などの基準を満たさなければ杖としては不十分です。
今回のオリジナル傘は、あくまで傘であり持っていても杖に見えないモノですが、丈夫な中棒を使用することで、気軽に歩く気持ちになればと考えています。
こちらは竹の杖