天気予報の精度はますます向上しています。実際、現在どこに雨が降っているのか、それがこの後どうなるのかが分かるサイトなども色々ありますし、分単位での天気予報であれば結構当たるようになってきているのが現状です。
これが時間単位となるとだんだん精度が落ちてくるのは当然なわけですが、日単位であればともかく、週単位ぐらいになるとなかなか予報は的中しにくくなっていきます。来週、再来週の話あたりから、天気予報というよりは当たるも八卦といった様相を呈してきます。
月単位の話となりますと、有名なのはエルニーニョとラニーニャでしょうか?
太平洋上の海面温度が夏の気温に関係してくるという科学に基づく予想です。こちらは結構な頻度であたるわけですが、やはり熱力学という単純な科学要素と広い範囲で考えてよいというのが、普通の天気予報との違いでしょう。
また、月単位の場合、太陰暦が気候の予想に用いられるケースもあります。月による潮の満ち引きと地球の気候の関係は太陽の位置と同様に大きな要素です。海面上昇というのはそれだけでおおきな物質の移動、つまりは熱エネルギー理の移動を伴うので、確かに無視できる要素ではありません。
ただし、こちらは科学的というよりも文化的要素が強いです。暑さも寒さも彼岸までではないですが、太陰暦でそれらの暦上の24節気を当てはめると気候や気温が当たりやすいというものです。統計学要素があるともいえるのかもしれません。
以上、気候の予想について話をしてきたわけですが、現状、かなり確率の高い年単位の話があります。来年は今年よりも寒くならないというものです。実際、年平均であれば、これは言い過ぎかもしれませんが、5年平均ぐらいで考えていくと本当に気温は上がり続けているようなので、笑えない話なのかもしれません。